離婚問題・交通事故・企業法務(顧問契約等)に強い、札幌とくみつ法律事務所


解決事例

後遺障害による逸失利益を主張立証し、多額の損害賠償がなされたケース


相談者は交通事故の被害に遭い、仕事に大きな支障が出るほどの後遺症が残ってしまいました。

ところが、保険会社からは、現在のところ特段収入が減少していないことの主張がなされ、納得のできる損害賠償金額の提示がなされませんでした。

 

※守秘義務の関係上、適宜実際の事例を修正しております。

 


解決の流れ

弁護士が示談交渉を進めましたが、交渉では折り合いがつかなかったことから、訴訟提起を行いました。

保険会社側にも弁護士がつきましたが、当事務所の弁護士が、相談者の仕事にどのような支障が出ているか、支障が生じないように相談者がどのような努力をしているか、将来の減収が生じる蓋然性などを具体的に立証した結果、裁判所より、多額の逸失利益が認められた和解案が提示されました。

この和解案により無事に和解が成立し、相談者が納得できる解決となりました。

 

弁護士のコメント

後遺障害を負ったことによる逸失利益(仕事などにより得られたはずの利益)については、どの程度の損害賠償を認めるべきか、争点となることがしばしばあります。

逸失利益に関しては、きっちりと争うか否かにより、数百万円単位で損害賠償金額が変わってくる場合もありますので、弁護士への相談は必須と言えるでしょう。