離婚問題・交通事故・企業法務(顧問契約等)に強い、札幌とくみつ法律事務所


解決事例

従業員が不正に取得した金銭について、弁護士の対応により全額回収できたケース


相談者は会社を経営していたところ、金銭の出納を一部任せていた従業員が不正に会社の金銭を取得していたということが発覚しました。

顧問税理士や一部の経営陣で協議したところ、弁護士に一度相談した方が良いという結論になり、当事務所の弁護士に相談することとなりました。

※守秘義務の関係上、適宜実際の事例を修正しております。

 


解決の流れ

弁護士は相談を受け、事実関係の聴取や証拠の整理を行いました。

その上で、取りうる法的手段や手続きについて会社代表者である相談者に対してアドバイスを行い、具体的な方針を定めました。

その後、弁護士が会社の代理人として不正を行った従業員とのやりとりを行いました。

その結果、一括での回収はできなかったものの、公正証書を作成し、分割により不正取得された金銭の全額を従業員から回収することができました。

 

弁護士のコメント

従業員による不正が発覚したというご相談は、会社経営者様からのご相談の中でも比較的多くございます。

発覚した後の対応としては、感情的になってしまうのを抑え、まずは冷静に事実関係を整理した上で弁護士に相談することが重要です。

また、会社に顧問弁護士がいれば、法的観点から普段の労務管理について相談することができ、従業員の不正を事前に防ぐ効果や、不正が発覚した場合に備えての事前対策効果が期待できますので、弁護士との顧問契約も是非ご検討ください。