弁護士に相談するには何から始めればいい?
離婚や不倫慰謝料のことについて弁護士に相談したいと思ったとき、何から始めればいいでしょうか?
弁護士への相談の実施方法は大きく分けて、①電話やメールでの相談、②面談での相談、の2種類が考えられます。
①の電話やメールでの相談は、簡便な方法というメリットはありますが、情報の伝え漏れや関係資料の確認漏れなどの恐れがあり、具体的なアドバイスを得られない可能性があります。
したがって、できる限り②の面談での相談を選択すべきでしょう。
面談での相談をする場合、まずは法律事務所へ相談予約の問い合わせを行います。
法律事務所とのやりとりで相談日時が決まれば、その日時に法律事務所へ赴く、という流れになります。
なお、当事務所では、面談での相談のみを実施しております。
相談予約のお問い合わせは、電話やお問い合わせフォームでの受付のほか、スマートフォン用アプリ「LINE」での相談予約も受け付けております。
法律相談の時には何を持っていけばいい?
面談での相談を予約した後、いざ法律相談の当日には何を持っていけばいいでしょうか。
一般的には、以下の3点が考えられます。
①関係資料一式
②経緯について時系列でまとめたメモ
③印鑑(認め印で構いませんが、シャチハタ不可)
①の関係資料については、例えば、離婚や不倫慰謝料の問題であれば、相手方の弁護士からの通知書、相手方とのメールやLINEのやりとりなどが考えられます。
メールやLINEのやりとりについては、スマートフォンを持参し、そのまま弁護士に見せて頂ければ構いません。
また、特にそういったものは無いということであれば、持参資料無しでも構いません。
②のメモについては、A4用紙1〜2枚程度に簡単にまとめたもので構いません。
また、メモの作成は、パソコンで作成しても手書きで作成しても問題ありません。
交際の開始や結婚をした時から現在に至るまでの経緯を、時系列でメモに作成すると良いです。
また、夫婦それぞれの収入や財産、負債に関する情報もメモに記載すると良いでしょう。
相談の際に時系列を整理したメモを弁護士へ手渡せば、ご相談がスムーズに進みます。
③の印鑑は、正式依頼や継続相談サービスの依頼を希望される場合に必要になります。依頼しないという場合は必要ありませんが、念のため持参するのが良いでしょう。
離婚や不倫慰謝料の問題についての相談の仕方
相談日当日、弁護士と面談して相談する際、どのように話をすれば良いのでしょうか。
離婚について話そうと思うと、これまでの結婚生活で色々言いたかったことが湧き出てくるかもしれません。感情的になりたくなることもあるかもしれません。
しかしながら、弁護士への相談で重要なことは、大事な情報を中心として弁護士に伝えることです。
大事な情報というのは、法律上の判断や方針の選択をするにあたって必要な情報です。
もっとも、どのような情報が必要になるのか、よく分からないというご意見もあるでしょう。
その場合は、弁護士からの質問に答えるというスタンスでOKです。
弁護士の方で必要な情報を引き出すような質問をしますので、簡潔にそれに答えるだけでも構いません。不足があれば弁護士から追加して質問をします。
また、他に大事なこととして、結論としてどうしたいのかという自分の希望をある程度はっきりさせておくという点があります。
例えば、離婚したいのか離婚したくないのか、それとも離婚条件によっては離婚を考えるのかなどです。
まだ考え中ということでももちろん構いませんが、弁護士に相談して方針を選択する上で、最終的にはやはり自分の希望をはっきりさせる必要があります。
まずはお気軽にお問い合わせを
弁護士への法律相談の仕方について大まかな概要をご説明しましたが、いずれにせよ、まずは法律事務所へ問い合わせて頂ければと思います。
当事務所では、離婚や不倫慰謝料の問題について初回無料相談を実施しておりますので、是非ご活用ください。なお、営業時間外でのご相談については有料となりますが、その場で正式依頼となった場合には相談料は頂きません。